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無垢

皐月「風靡」

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厳しい風雪に耐え、一方向にしなやかに伸びる「吹き流し」の樹形が、静寂の中にダイナミックな動きを感じさせる逸品。まるで一陣の風が時を止めたかのような、詩情豊かな景色が広がります。20年という歳月が作り出した、自然の厳しさに抗いながらも優雅さを失わないその姿は、私たちに静かな感動とインスピレーションを与えてくれます。

About無垢-MUKU-シリーズについて

伝統と技が息づく、時を紡いだ盆栽。
JUME BONSAI 無垢 –MUKU-

命の役目を終えた一本の盆栽の中に、「もうひとつの命のかたち」を見出しました。
日本文化に深く根づく“侘び寂び”の美意識──それは、茶道や俳句、庭園文化にも通じる「枯れ」を敗北や終焉ではなく、「受け入れ、昇華する」ことと捉える精神です。
風雨に晒され、年月をかけて刻まれた幹のひびや痕跡。枯れた枝先に宿る、ねじれやしなりの静かな造形美。
それらは、育まれた命が確かに存在した証であり、時の流れが彫刻した“ひとつの完成形”として、今なお語りかけてきます。盆栽家 眞利子 大輔は、伝統である盆栽表現技法を用いながら、枯れた命を美として昇華する造形へと導きました。
JUME BONSAI 無垢 -MUKU- は、“命の記憶を造形する新しい形の盆栽”です。
命が残した最後の美しさを、空間にとどめることができます。

無垢-MUKU-シリーズについて

Craftsmanship匠の技

枯れた盆栽には、一見して“終わった命”が宿っているように見えるかもしれません。しかし、幹のねじれ、枝の張り、根の露出といった構造は、かつて命があった証であり、そこには“時間”が宿っています。盆栽家 眞利子 大輔は、その痕跡を「どの角度から見れば最も美しく見えるか」を判断し、樹形の見極めと構成、剪定と整枝の再構築、根の処理と苔・土の演出を再設計します。
これは、生きていた頃の剪定とは異なる、“命を閉じた後”の美しさをつくる高度な審美眼と経験が必要です。

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